阪神大震災から20年
私は当時18歳でした。ドーンという音と共に目が覚めると、縦揺れと横揺れでしがみついていたベットからマットごと下に落ちた。
部屋の中はぐっちゃぐちゃ。怖くて震えたことを今でも忘れない。
外に出るといつも見る景色とは全く違う風景が目に飛び込み、とても現実とは思えず、まるで映画でも見ているかのようでした。
大きなビルや家、高速道路までもが倒壊し、計り知れない自然の怖さを思い知らされた。
多くの犠牲者を出した中で、私は運よく生き残った。
毎年この日を迎えると、生きていることで出会えた人や、家族、友達のことを想います。
いつ起こるかわからない自然災害。
「安全で安心な家に住まいたい。」誰しも思うことでしょう。
治産業は、「安心で安全な住まいづくり」を基本に創業以来やってまいりました。
これからもその信念は変わらず、次代まで受け継がれる家づくりをしていきたいと思っております。
私もこの業界に身を置く一人として、安心して暮らせる家、家族の笑顔があふれる家、お客様それぞれの
考えと同じ方向で一緒にお手伝いできればと思います。
ご遺族の方々、そして震災により亡くなられた全ての方々に、心より哀悼の意を表します。