住宅だって「地盤調査とボーリング調査」は必須!!
家を建てると決めたとき。
まず、土地の強度を調べるところから始まります。
調べる方法はいろいろありますが、重量鉄骨の家を建てる場合には、ボーリング調査という地盤調査を行います。
写真のように三脚を立て、一定の力でパイプを地中に貫入させる為の打撃回数N値の数値を調べていきます。
打撃回数が多いほど硬く締まった地盤と言えます。
建物の形状や大きさ、総荷重によって充分耐えられる地層まで調べ、どの程度の地盤強度が必要なのかを知ることができるのです。
そのデータ結果に基づいて、柱状改良や杭等の補強工事が行われ、同時に独立基礎や地中梁の設計を行っていきます。
下の写真は杭工事の様子です。
建物の規模などにより、杭の長さや太さを決まります。
電信柱のようなものを地中に何本も埋めていくイメージです。
ここまでお読みになれば、地盤工事と基礎工事が、家づくり(建物)にとって重要であることはお分かりいただけると思います。
上の写真は、ボーリング調査の結果と柱状図、その土地から採取された土の土質標本になります。
036(株式会社治産業)では、最終お引渡しの際にお客様へお渡しさせていただいております。
次回は、基礎工事についてお話したいと思います。お楽しみに・・・。